珍しい朝顔、お披露目…千葉で企画展
展示されている「采咲」
千葉市美浜区の「三陽メディアフラワーミュージアム」で、独特の花や葉を付けた珍しい朝顔の企画展「変化朝顔展」が開かれている。28日まで。
変化朝顔は突然変異で生まれ、江戸時代から観賞用として人気を集めてきた。企画展では花弁に切れ込みが入った「
開館は午前9時半~午後5時で月曜休館。大人300円、小中学生150円。問い合わせは三陽メディアフラワーミュージアム(043・277・8776)へ。
「世界最大の花」開花、見ごろは3日ほど 茨城・つくば
開花したショクダイオオコンニャク=茨城県つくば市の筑波実験植物園
「世界最大の花」をつけるショクダイオオコンニャクが14日夜、茨城県つくば市の国立科学博物館筑波実験植物園で開花した。花の高さは約2・4メートルで、直径も1メートルほどに育った。見ごろは短く、せいぜい3日でしおれるという。17日まで開園時間を午前8時半~午後6時半に延長して公開する。
「仏教の聖花」咲く 日本で唯一、14年ぶり
14年ぶりに開花した中国雲南省産のモクレン「紅花山玉蘭」=兵庫県淡路市(兵庫県立淡路夢舞台温室「奇跡の星の植物館」提供)
兵庫県淡路市のリゾート施設、淡路夢舞台の温室「奇跡の星の植物館」で22日夜、「仏教の聖花」の異名があり、花の寿命が短いことでも知られる中国雲南省産のモクレン「紅花山玉蘭」が14年ぶりに開花した。同植物館によると、日本で唯一存在する品種という。
2000年に開催された「淡路花博」の際、中国の植物研究所から贈られ、02年に開花して以降はつぼみがついていなかった。開花後は弱っていたが、挿し木を繰り返し、株を守ってきた。
植物館によると、22日午後6時20分ごろ、つぼみの先が割れ始め、約1時間半後にはピンクの花びらが開いた。異名の由来となった釈迦がレンゲ座に座っているのに似た姿が現れた。
通常は春に咲くため、植物館は15日につぼみがあるのを見つけた後、気温を23度程度に保った部屋に置いて育ててきた。
植物館の辻本智子プロデューサーは「14年前より花びらのピンク色が濃くきれいで、スイカのようなみずみずしい香り。日本に一つしかない『宝』として大切にしてきてよかった」と喜んだ。
2016.6.22 産経新聞
モネが想像で描いた「青いスイレン」高知で開花
青紫色の花を付けたスイレン(北川村で)
高知県北川村の観光施設「北川村『モネの庭』マルモッタン」の「水の庭」エリアで、印象派の画家クロード・モネ(1840~1926年)が夢に見たとされる「青いスイレン」が今シーズン初めて開花した。
花を付けたのは、フランスの「モネの庭」から譲り受けた「ウィリアムストーン」と呼ばれる品種で、同エリアに約50株植えられている。19日、青紫色の花が2輪咲いているのが確認された。
同施設によると、モネは自身で「青いスイレン」を育てていたが、生涯見ることができず、絵画には想像で描いていたという。
7月下旬~8月中旬には、赤や白などの花を付けるスイレンも見頃を迎える。担当者は「ピーク時には、多いときで300輪の花が庭を彩ります。梅雨時も美しい花が見られますので、ぜひ足を運んでください」と話している。問い合わせは、同施設(0887・32・1233)へ。
ゾウコンニャク開花…独特な臭い、次第に薄らぐ
開花したゾウコンニャク
鹿児島県指宿市の植物公園「フラワーパークかごしま」のゾウコンニャクが26日、見込みよりも遅れて開花した。
開花直後は、独特な臭いを漂わせていたが、時間がたつにつれ、薄らいでいる。
南方原産のコンニャクの仲間で、2011年に同園で展示を始め、12、14年に開花した。
直径30センチほどの暗い赤紫色。外側を花びらのような「
入園料は、高校生以上620円、小・中学生300円。問い合わせは同公園(0993・35・3333)へ。