花のニュース

散歩の途中で見かけた、名前を知らない植物のメモ

「世界最大の花」開花、見ごろは3日ほど 茨城・つくば

f:id:cyopico:20160816064103j:plain

開花したショクダイオオコンニャク茨城県つくば市の筑波実験植物園

 「世界最大の花」をつけるショクダイオオコンニャクが14日夜、茨城県つくば市国立科学博物館筑波実験植物園で開花した。花の高さは約2・4メートルで、直径も1メートルほどに育った。見ごろは短く、せいぜい3日でしおれるという。17日まで開園時間を午前8時半~午後6時半に延長して公開する。

 インドネシア原産の絶滅危惧種で、国内では同園を含む7カ所で開花実績があり、今回が14例目。燭台(しょくだい)のように見えるのはつぼみを包む葉(苞(ほう))で、ロウソクのように伸びる巨大な突起の根元に、厳密な意味での花が密生している。7年に1度ほどしか咲かないとされるが、同園では2012年と14年に続き、1年おき3度目の開花に成功した。

 担当研究員の堤千絵さんは「栽培管理が絶妙にうまくいった」と話す。

2016年8月16日04時00分 朝日新聞デジタル